前日夕方、ミラノからローマを経由してマルタ入り。
この日6/20は、夜19:30から行われるマルタ本国のマルタ観光局Malta Tourism Authorityプレスアワード2018の授賞式へ。
著書『まるごとマルタのガイドブック』電子書籍版が、デジタルメディア部門第3位を受賞したため出席してきました!
午前中は腹ごしらえ&午後は着付けとヘアセットで授賞式準備。
マルタで着物を着るの、これで二度目。
■マルタのスーパーマーケットで買い物
昨夜からマルタ人友人宅に滞在。
昨夜の夕食は、デリバリーで済ませたため、この日朝に友人とスーパーマーケットへ行き水や必要なものを一緒に買い出し。
↑一面生ハムやソーセージの売り場ですよ。
こんなに種類多いなんて天国ですよね!!
↓左はトマト缶売り場。
生ハム売り場に負けず劣らず、トマト缶だけで一面にこれでもか!というぐらいの品揃え、すごいですよね〜。
ちなみに、コロナ禍の買い占めでマルタのスーパーマーケットから無くなったものと言えば、
・パスタ
・トマト缶
・トイレットペーパー
の3つだそうです!
この量のトマト缶がなくなるってすごい買い込み!!
右はチスクビール。2019年はチスクビールを作る会社ファルソンズの90周年を祝って、90周年記念デザインが発売されていました。
その他、マルタのスーパーマーケットで見つけた美味しそうなもの、変わったもの、一押しの物などご紹介。
肉・肉・肉!!!お肉大好きマルタ人にはたまらないコーナー。
味付け済であとは調理するだけのお肉が、チキン、ビーフ、ポーク、ラム…こんなにバラエティ豊かに用意されているなんて素晴らしい。
キッチン付きのB&Bに泊まるなら、こういうものを地元スーパーで買って、宿で調理して食べる、なんてのもいいですよね〜。
マルタのスーパーで見かけたならぜひ買ってほしい推しの2品。
1つめは、左:ヌテッラビスケット€3.49
イタリアが生んだヘーゼルナッツのチョコクリーム「Nutella」がビスケットにインされて絶品です!!ヌテッラ好きにはたまらない。
硬めのビスケットなので、割れにくくお土産にも良いですよ。
何より、ヌテッラを塗る必要がなくビスケット生地と一緒に食べられる画期的な一品!
2つめは、右:illyやLABAZZAのイタリアコーヒー豆
日本で買うより半額の値段で買えるんです!!
illyのエスプレッソ豆の缶なんて€6.82。
日本だと1300円ぐらいする。
この時は、これ高いっけ?日本と変わらないっけ?と判断つかなかったため見送ったが、買っておけばよかったと後悔!
次スーパーで見つけたら絶対買います。
変わった品としては、左:キットカットの抹茶味(←漢字で書いてた!)。
マルタ人友人は、日本に遊びに来た時にキットカットを大量買いし、特に抹茶味が好きなので、こうしてスーパーで新商品として扱われていたことに歓喜していた。
右は日本で見るスイカバーの海外版、見つけました。
こちらは以前、在住者の方から美味しいよと勧められたギリシャヨーグルト「ミコノス」。
旅行や留学中、ヘルシーな朝食を食べたい時(昼・夜をがっつり美味しいもの食べるために)にはよく買います。
■表彰式出席準備、マルタで着付け&ヘアセット
この前年2018年12月にも、BOVバンクオブヴァレッタで行われたイベント受付をお手伝いする時に、初めてマルタで着物を着ました。
その時の着物を再度お借りしに、在住者の日本人の方宅へ。
お昼におうどんをごちそうになる。
だしの味、かつおぶし、たっぷり野菜…なにより手作りの日本食が嬉しい。
イタリア・ミラノでこれでもかと毎日おいしいパンを食べたのが、やはり日本食不足は否めない。胃が喜びました。
着物は持参しようと思いましたが、このあとミラノ→サルディーニャ島と旅行するには、荷物多い・長期間汗をかいた生地放置で痛む…を懸念し自前の着物は断念。
長襦袢、衿芯、足袋といった、肌に触れる3点セットだけ日本より持参し、あとの着物、帯、草履、バッグなどはすべてお借りしました。
着付け&ヘアセットしてくださったのは、お世話になっているマルタ在住日本人の美容師さん。
2016年に取材旅を行った時に初めて出会い、それ以降のお付き合い。
取材旅をしていた2016年は「マルタの本を作りたいんです!」と出版もアテもないが熱く語る私に、応えてくださるように様々な情報を教えてくださった。
今ではすっかり、HISさんとのコラボツアー『リセット旅マルタ』でおなじみの料理レッスンをしてくれるマルタ人先生との縁をつないでくださったのもこの美容師さん。
→マルタ人先生は、HISさん主催オンライントークイベント『マルタのおいしい「食」からまなぶ豊かな「暮らし」』にも出演くださります!
こうやって本当に本を出版できて、その3年後に表彰されて、表彰式のための着付け&ヘアセットをしてもらえるなんて、感慨深い。
あの頃はこんな風になるなんてね〜と2人で話していました。
■授賞式前、ヴァレッタ・アッパーバラッカガーデンへ
着付け後、MTAプレスアワード2018受賞式に出席するため、ヴァレッタへ移動。
さすがに着物でバスは乗れん(座るの大変、立ちっぱなしもキツイ、満員だと帯がつぶれる)と思いタクシー移動。
アッパーバラッカガーデンでもなにやらセレモニーかパーティーが行われる模様で、普段は見ないこんな準備がされていました。
早めに着いて、授賞式開始までヴァレッタを散策。
普段は景色を撮ってばかりなので、せっかくマルタで着物を着たから記念に、そこら辺にいる方にお願いしてマルタの景色とともに写真撮影。
▼アッパーバラッカガーデン
292 Triq Sant’ Orsla, Il-Belt Valletta, マルタ
■ヴァレッタMUŻAでMalta Tourism Authorityプレスアワード2018受賞式
表彰式の場所は、MUŻAマルタ国立コミュニティアート美術館。
前年2018年12月にオープンしたばかりの新しいスポットです。
授賞式前に、MUŻA内の中にはにて、ウェルカムドリンクのシャンパンや、フィンガーフードなどが振る舞われる。
一緒に写真を撮ったのは、左:プリント部門1位 韓国Subhin Jangさんと、右:そのお友達、左2番目:デジタルメディア部門1位 イタリアElenaさん。
Subhinさんとはお互いの著書を交換。
韓国で発売されている、貴重なマルタのガイドブックを頂いた!!
カメラマンさんがおどけて冗談ばかり言うので、何枚も写真を撮られるうちにこんな崩れた表情の写真も。
Subhinさんと話していると、お互いマルタ留学後にマルタを気に入り、マルタを定期的に訪れ、自分の国にマルタのガイドブックがほぼ無いから自分で書いて出したい!と思ったという全く同じエピソードにびっくり。
私と同様、出版社への持ち込みが難航したが、1位のSubhinさん、ここからが違った。
出版してくれる会社がないなら作っちゃえ!と自分達で出版社作り本を出版したのだ。
経緯が激似だね〜なんて話したが、私には出版社作る発想はなかった!
正直私は3位は悔しかったが、Subhinさんの1位に納得だよ!!
マルタらしからぬ(!?)意外ときちんとしていた授賞式。
↑各部門1位の方々の表彰。
そしてついに!私のデジタルメディア部門のノミネート!
↓名前がある〜感動!!
実は1位以外の人は、授賞式で賞状を渡されないのですが、マルタ観光局スタッフの方が気を利かせて「賞状持ってくるから待ってて!!」と用意してくださり、観光局長さんと一緒に記念撮影をしてくれた。
マルタ人でもこんなに気が利く人おるんや!と随分感動した。笑
『まるごとマルタのガイドブック』取材協力をして下さった、マルタ在住の谷口政弘さんと一緒に記念撮影。
改めまして、Malta Tourism Authorityプレスアワード2018『まるごとマルタのガイドブック』電子書籍版、デジタルメディア部門3位を受賞にあたりまして、書籍製作にご協力頂いた皆さま、私のマルタ活動を常日頃から応援して下さる皆さまに御礼を申し上げます。ありがとうございました!!
亜紀書房の皆様
デザイン:Tentoの皆様
イラスト:嶽まいこ様
取材協力:谷口政弘様
留学生の皆様、友人、マルタ関係者の皆様 書籍コラボツアー:H.I.S.様
自由大学、Ordinary深井次郎先生
応援してくださる皆様
▼MUŻA – The Malta National Community Art Museum
マルタ国立コミュニティーアート美術館
Auberge D’Italie, Triq Il-Merkanti, Il-Belt Valletta, マルタ
9時00分~17時00分 無休
■ヴァレッタの居酒屋「縁」で打ち上げ
着物を貸してくださった、在住者の宮原あき子さん(6/27土『ヴァーチャルとりっぷマルタ』、7/18土『マルタのおいしい「食」からまなぶ豊かな「暮らし」』でお話頂きます!)から「ヴァレッタで飲んでいるから、表彰式が終わったら打ち上げがてらおいでよ〜」と誘われ、授賞式に出席した谷口さんと一緒に居酒屋、縁N Japanese Bistrot&Sake barへ。
卵焼き、お漬物、お味噌汁、海鮮丼、緑茶…「居酒屋」とだけあって、マルタであっても、このようなThe日本食が食べられます!
イタリアでいくら美味しいものを食べても、わたしゃやっぱり米が好き。
ここの抹茶ババロア、めちゃくちゃ美味しいから食べてみて!と一緒にいた方に聞き便乗してオーダー。
まじで美味しかったです!!超オススメ!!
私、海外に来ると、あずきの味が恋しくなるんですよね。
アンパンとか、おはぎが無性に食べたくなる。
抹茶味にトッピングされたあずきで、日本の味をデザートまでも堪能できますよ!
日本酒も飲めるよ!!
マルタで日本食が恋しくなったら「縁」へぜひ♪
1階カウンター席のほか、2階席、外のテラス席ありです。
▼縁 N Japanese Bistrot&Sake bar
92 Strait St, Valletta, マルタ
火〜土12時00分~14時30分、18時00分~23時00分/日月定休日
ヴァレッタでの飲みを終え、タクシーBolt.で、着付けした美容師さんのお宅へ向かったのが深夜12時。
着物を脱がせてもらい、それから友人宅の宿へ帰宅。
Bolt.のタクシーのお兄ちゃんに「ワオ!Japanese Kimono!生でKimonoを見たのは初めてだ!写真を撮らせてくれ!!」と懇願され、タクシーを降りて道路で写真撮影するという。
そんな風に言われたら暑い中着物を着た甲斐ありましたわ!!
私もお兄さんとの写真、記念に撮っておけばよかった。
この11時間後に骨折する林、そんなこと自分の人生に起こるなんて何も知らず、授賞式、美味しい和食、Bolt.のお兄ちゃんとの記念撮影からのほろ酔いで帰宅した夜。