先日行なった、オンラインでのマルタ留学個別相談[単発コース]のご感想をご紹介。
留学する目的・目標、帰国してからの人生設計が、まだ明確に自分の中で落とし込めていない…
この気持ちのままマルタへ留学してもよいのか!?というお悩みをもってご相談を受けて下さいました。
お住まいが遠方のため、オンライン相談(120分)でした。
◆ご感想◆
ご相談者:Aさま 34歳
社会人になって以降ずっと長年勤めた職場を退職後、来年2ヶ月のマルタ留学を検討中。
◼留学相談を受けた満足度とその理由を教えてください。
満足度:5段階中【5】
漠然と考えていた留学が、カウンセリングで一つ一つ答えていくうちに、自分の中で明確になりました。
実際にマルタ留学を経験されている林さんだからこそ、話せる言葉に説得力があり、とても励みになりました。
益々マルタ留学したいと言う思いが強くなりました。
◼聞きたかった内容、聞いてためになった話を、それぞれ3つ挙げて下さい。
<元々聞きたかった内容>
1位:費用
2位:学校生活
3位:エージェント選び
<実際に聞いてためになった内容>
1位:費用
2位:英語学習
3位:学校生活
◼そのほか
長時間のカウンセリングありがとうございました。
当時、私と同世代でマルタ留学された林さんのお話は、迷っていた私の励みになりましたし、勇気にもなりました。
行き詰った時は林さんの言葉を支えとして、自分らしくがんばりますね!
本当にありがとうございました!
これからも、私のように留学などで悩める方々の支えになってあげてくだいね。
応援しています。
右下隅に亡霊のようにいる私。笑
オンラインはこんな感じの画面越しにSkypeで行います。Facebook通話でも可です。
2時間の相談で、最後1時間ほどはフリーご質問タイムを設けています。
その際に個人的な状況に合わせたお悩みを聞いたり、一緒に考えを整理したりアドバイスをしたりするのですが、
◆退職→留学に関するハウツー
「林さんは、退職する時はいつ頃伝えられましたか?」
Aさんは、長年同じ職場で勤めてきたので、1度も退職・転職の経験がありません。
よって、仕事を辞めて留学するなら行わないといけない、退職までの流れや、どんな風に伝えるのがベストか(人によってはめっちゃ引き止めにあって退職の決断が揺らぐ…)、何ヶ月前までには伝えるなど最適かなど、検討がつかないという。
これらは、留学とは関係ないように見えても、退職→留学をされる人なら、絶対乗り越えないといけない部分。
でも、退職うんぬんかんぬんって、留学エージェントのカウンセラーさんに相談する範疇ではない。
友達にむやみに相談するのも、私はオススメしていません。
その点について詳しくは、旧ブログ「マルタ島語学留学ブログ【まるぶろ。】」をご覧ください。
>>★遠回りの自分探し★留学の決断を躊躇していた原因と真正面から向き合う〜批判、妨げをする友達〜
さっくりお伝えすると、女友達の嫉妬は怖いぞーてこと。
いくら仲良くても、人が前に進もうとする時、手のひらを返したかのように批判・嫉妬・嫌味・反対…してくる方っていらっしゃいますから。
決断を迷っている時にそういう声を聞くと、その人達のせいにするわけじゃないけれど、弱気の虫が顔を出して、安全な日常へ逃げてしまい留学はまた先延ばし…の繰り返しです。
話は戻って。
Aさん同様に、これまでのご相談者にも、
学生を卒業後、ずっと同じ職場で働いてきたので、退職・転職に関してどうしたらよいか全く分からない!!
という方、何人かいらっしゃいました。
そうですよね。
1度経験しないと、退職までの流れや手続き、退職後に無職であってもどれだけお金が必要か…といったことも分かんないですよね。
私は、転職回数8回!!
多いよね?きっと。
自分の中では、内容も規模も収入もなんとか結果的にステップアップの退職・転職をしてこれたと思う。
そういった転職回数の多さの経験も踏まえて、留学前後の退職・転職のお悩み相談も受けております。
◆留学後の人生&目標がはっきり決まっていない問題
この問題、ハッキリ答えを言っておきましょう。
留学、海外、行けばどうにかなる→なりません。
長期留学の方はまだいいよ。
途中で何度でもやり直し、巻き返しできる時間がたっぷりあるから。
でも短期留学で行けばどうになる子は、
よっぽど度胸あってどんなシチューエーションでも飛び込めて、
英語が上手くなくてもコミュ力高くて外国人とガツガツ話せて、
何事が起こっても面白がって自分で問題解決する努力もできて、
多様性を受け入れられる子。
私の周りで「特に目標があってマルタに留学しに来たわけではなーい」という子で、今飛躍的に活躍している子、1人しかいません。
私のシェアメイトのマナミです。
Yes、No、Fuck!しか話せなかった彼女は、いまバリバリの英語をこなしてドバイと日本をつなぐ架け橋として活躍しています。
でもね。絶対的に明確な目標を決めていけ!と言っているのではないのですよ。
仕事に人生に疲れた方にとっては、休むのが第一優先。
なので人によっては「留学に行ってからマルタで過ごしている間に目標を見つけたい」という目標でもあり。
だとしても、ぼんや〜りでもよいから「なぜ留学するのか」「どういう人生を送りたいのか」「どんな方向に興味があるのか」という自分の内側にあるものは、せめて整理はして把握しておいたほうが良い。
なぜなら、迷った時、困った時、落ち込んだ時、そして何で留学に来たのか分からなくなった時、立ち戻れる軸があったほうがいいから。
◆面接官からの「留学?遊んできただけでしょ?」
転職活動をする時に、留学してきた結果を示せるものを用意しておきなさいよ、とその方の目的や嗜好に合わせて、具体的な例を出してご相談者にはお伝えしています。
留学した人に対して、転職活動時に面接官が言うのは
「いいね〜仕事辞めて3ヶ月も留学?遊んできただけでしょ?」
は!?!?
と返したくなるような失礼なこと、平気で言われますから。マジで。
どんなに留学中に勉強・努力したとしても、面接官にとっては
留学=海外で遊んできた
としか捉えられない。
もしくはそういった嫌味を試しに言って、反応を見ているというのもある。
そこでナメられないためには、結果を出すしかない。
面接官が嫌味を言えないくらい、認めざるを得ないような!!
私はマルタ留学後に転職活動して40社受けました。40社ですよ!
そのうち受かったの3社。
数は少ないけど、目標通り東京での就職を決められたわけですから、私としては大満足です。
履歴書には、留学した経歴をきっと書くでしょう。
ですから、面接官のみなさんは「退職→留学→転職」というライフイベントに対して絶対に質問してきます。
私は40社分、そういった質問を嫌というほど聞いて、どうやって返すかも乗り越えてきたので、メンタル強くなりますよそりゃ!笑
英語を使った仕事に就きたい方は、語学力が足りていないから転職活動のエントリー自体ができない、などと行ったことがないようにはしないとね。
◆留学する意味の整理を
Aさんの場合は、マルタ留学に関する情報収集だけでなく、本当に留学してよいのかという悶々とした悩みの解決や気持ちの整理もされたかった。
一緒に対話していく中で、
「これは気にしなくていいこと」「これは行くまでに準備すればよいこと」「これはむこうに行ってからやればよいこと」「これは帰ってきてからだけど今から少し準備しておくこと」…など
気持ちと共にやることも整理されていき、相談が終わった後は安堵の表情で「すっきりしました〜」と仰っていました。
「いくつになっても留学できるよ」と私は常に唱えています。
Aさんは34歳で退職して留学。
私からしたら、自身が37歳で退職→留学、38歳で転職→上京、41歳で退職→フリーランスという人生なので、34歳なんて若い若い!
とはいえ、御本人にとっては、歳がいくつだろうが不安は不安。
社会人の方が、仕事辞めて留学を決断するには勇気がいる。
それは私もハゲそうなほど悩んで悩み抜いて決断した経験があるので、よーーーーーく分かります。
これまでに20代〜50代の方、様々な年代の方から留学ご相談を受けてきました。
いくつだろうが留学を決めて行くまでは誰でも不安です。
でも、いくつだろうが、みなさん留学後は、留学できたことに自信と満足感を持ち、また新たに次のステージ、人生を進んでいます。
Aさん、順調にこのままいけば、きっと今思い描いている通りに来年マルタへ留学できるでしょう。
1年弱たっぷり時間がありますので、事前にでっっっっきるだけ英語の勉強を!!とお伝えしました。短期留学の方なら特にね。
留学したい!と思ったときから、留学はすでに始まっていると思って!
とても真面目でコツコツと積み重ねる努力ができそうな彼女、早速1週間内にオンラインの英会話を再開すると言われていました。すばらしい☆
うんうん、少しずつでいいから自分が続けやすいと思う方法でね!
カウンセラーさんが行わない、人生相談も含めた留学相談行なってます。