■帰国の朝の儀式
昨日、Amigosでのピザが外食の食べ納めと書いたが、実質は昼ごはんでの食べ納めで…食い意地が張る私は、出発当日の朝は必ず恒例の行動をする。
カフェでマルタ式朝食を食べる。これをせずして帰れない、本当の食べ納め。
この療養生活で1番気に入ったカフェ、Crudoにて。
クロワッサンの中にヌテッラクリームを挟んでもらって、カプチーノとともに
これこれ。これを食べなきゃ、帰国したらマルタ式朝食を味わえないのよー。似た物を日本で食べてもなんか違うのよね。マルタの中で食べるからこその味わいがあるというか。
徒歩圏内で良いお店が沢山あるスリーマのようなエリアはホント便利でいいなぁ。
Crudoには何度お世話になったことか!
何度も会ってギプスの女と覚えられてオーナー風のドレッドヘアの男性に「今日で帰るんだ」というと、「また来るよね?You are always welcome!!」と言ってくれた。うん、絶対行くよ!
▼Crudo(カフェ/セントジュリアン)
25, Main Street, Balluta, St Julian’s SLM 1802 マルタ
15時30分のフライトに向けて、お昼12時にはホスト宅を出発。
私と留学生Kちゃんが一緒に帰ることで、ホストもやれやれとやっと一息つけるのでは?
この御礼は、次回滞在時に必ずやお返しする。
マルタで購入したカメラ三脚と、マルソヴィンワインフェスティバルで持ち帰った100周年記念ワイングラスは、スーツケースに入り切らず。
9月にツアー仕事で来る時に受取るまで、ホスト宅に置いてもらうことにした。
■初体験①マルタ国際空港ラウンジLA VALETTE CLUB
マルタ国際空港に到着。
1階お土産屋さんでは、杉原美由樹さんが描かれたマルタノートが販売しておりました!
2階の手荷物検査後のお土産屋と免税店では、マルソヴィンワインフェスティバルで飲んだ、100周年記念ワインを発見。
大好きなロードシャンブレーのビールに…
マルタは関係ないですが、私が大好きなお酒・アイリッシュウイスキーのクリームリキュール、ベイリーズの変わり種がいつもこのお土産屋さんに売っているんですよ!
今回は、ベルギーチョコレート味のベイリーズ。他にストロベリーやバニラなど、日本であまり見かけないものもあり購買欲がそそられる〜!
ということで買っちゃいました。腕が痛いけれども、これを逃したら二度と買えないかも!?と一本だけ自分用のお土産に。バニラアイスにかけると超美味しいですよ!
ビジネスクラス以上が利用できる空港ラウンジ、LA VALETTE CLUBを初利用。マルタ国際空港3階にあります。
エコノミークラスであっても、有料で利用可。
留学生Kちゃんに、これまでの御礼と空港移動でこのあとお世話になるので、招待してラウンジへ一緒に入って待ち時間を寛いだ。
ソファ席でゆったり広々空間。ラウンジ内には、フライトの搭乗ゲートのオープン状況が分かるパネルがあるので安心。
帰国直前ラスト、マルタならではの飲み物を堪能できる!
チスクビール、ホップリーフ(ビール)、キニーがたっぷり。
エスプレッソマシーンのほか、ワインやカクテル、ソフトドリンクも。
マルタ料理は、ビギッラ(豆のペースト)、ブラックオリーブなどのペースト類と、一緒につけて食べられるマルタパンやクラッカーがありました。
ほかは生ハム、チーズ、ナッツ、サラダ、サテのような鶏のグリルやキッシュ類。
▼Malta International Airportマルタ国際空港3階 ラウンジLA VALETTE CLUB
Ħal Luqa LQA 4000
■初体験②エミレーツ航空ビジネスクラス
マルタ→ドバイ、ドバイ→成田と、2便乗り継ぎするため、同じビジネスクラスでも、機体が変わればこんなに雰囲気や設備が変わるんだな〜と面白かった。
初のビジネスクラスに乗り、エコノミークラスと違って嬉しかった点です。
・イヤホンではなく、ヘッドホン
・ウェルカムシャンパン
・全ブルガリのアメニティ(!)
・テレビ2台(大・小)
・カウンターバー利用し放題
・水、ソフトドリンクは座席に完備
・トイレの手拭きがハンドタオル
・足元広々、隣との仕切り、ふかふか座席
細かく挙げたら、小さな感動はまだまだ出てきますがざっとこんな感じ。
エミレーツ航空ビジネスクラスのレポート、まずはドバイまでの便から!
★マルタ→ドバイのビジネスクラス
小国マルタから飛ぶわけですから、乗客数は少なく機体はいつも小さめ。
ですが、機内は豪華でしたよ!
いつもはスルーするビジネスクラスの通路を、今回は通り抜けずに座席に座る優越感…!
ドキドキしましたよ〜こんなふかふかな座席で。
テレビ画面もでかい、機材の材質も高級感ありますよね。
しかもサイドにも小型テレビも設置。
足元はこんなに広いっ!シューズ入れもあるぅー!
クッションはエコノミークラスのモノより大きく、布製カバー付き。エコノミーだと簡易ペーパーみたいなカバーですよね?
トイレには、持ち帰り自由なハンドクリーム、歯ブラシセット、コーム。
この歯ブラシセット、エコノミークラスで配られるアメニティと違い、大容量の歯磨き粉(エコノミーの10倍ぐらい)。手拭きには、一枚一枚ハンドタオルが!そしてブルガリのパフューム。いちいちリッチです。
はぁ〜置いているモノ全てがすげぇや…とお上りさん状態で撮影に夢中になっていると「何かお飲み物でも?」とウェルカムシャンパンを差し出してくれた。これだけでも手厚い歓迎感を感じる。
イヤホンでなくヘッドホン配布なのは最高ですね。映画に集中できる。
隣の人が気にならない距離感と仕切りもあり、エコノミーと違って、ギプスの腕をぶつける心配がないから安心でした。やはり高くてもビジネスにしてよかった!
食事は、味ももちろん良ろしいですが、まず器が違う、カトラリーはプラステイックでなく銀のやつ。機内食というより、本当に「食事」だった。
エコノミーと違い、「何かとお飲み物は?」と、都度都度気にかけてくれるので「あ、じゃあ…」と遠慮なく毎度頼み、よく飲んだ。
食後にデザート、お酒のつまみを選べる中から、チーズとドライフルーツの盛り合わせとチョコレートに、シャンパンおかわり。
ほえー空の上でこんなオシャレなん食べられるん?最高やね…。
ビジネスクラスに乗るのは、これが人生最初で最後か!と思っていたが、頑張ってお金を貯めて、ビジネスクラスに乗れるような人になろう、マジでそう思いました。気持ちが優雅になります。
ドバイ空港に到着。成田空港行きの便の乗り換えます。
★ドバイ→成田のビジネスクラス
成田行き便の機体は、世界のハブ空港であるドバイ空港からの乗客が多い分、大きい機体ですが、機内に関しては今回のちょっと古かったかなー!
ね?先ほどの便と比べると、んん!?とちょっと見劣りするでしょ?
しかしビジネスクラスのフライトアテンダントの方々は、変わらず親切だった。
エコノミークラスと比べてみな余裕があり、ユーモア交えて積極的に接してくれる。
私がまた機内をミーハー魂炸裂で撮影していたら「僕と撮る?」なんていきなりカメラを取り上げて、パシャっと2ショットを撮る茶目っ気でとっても気さく。
今回の機体の足元は、こんなフットレストに足を突っ込むスタイルです。
座席の下側にある装置を伸ばしたら、ベッドのようになります。
斜め前の座席にいた日本人の方が「マットレスをください」とお願いしているのを目撃。
そんなこともできるんか!?と知り、私も真似してマットレスを持ってきてもらった。
足を伸ばして水平で寝られるだけでもエコノミーと比べたら快適なのに、マットレスを一枚敷くだけで超〜極楽だった。
この後、移動の疲れが出てきたのか、酒の飲みすぎか。映画も見ずにマットレスの心地よさで、到着まで爆睡した。
機内でこんなに熟睡したのは初めて。飛行機では寝られないという人でも、きっと水平になれば寝られると思います。水平最高!
ビジネスクラスのアメニティは、なんとブルガリ製。
パフューム、クリーム、歯ブラシセット、ブラシ、ティッシュ、手鏡、アイマスク、靴下が付いている。
選べる食事は、お寿司をチョイス。
そしてっ!楽しみにしていたのが、カウンターバー。
映画『Sex And The City2』でキャリーたち4人がアブダビ行きの機内の中で、楽しそうにカウンターバーでお酒を飲むのを見て憧れた。
ついに私も…デビュー!
カウンター内には、常に一人スタッフがおり、既に用意されているおつまみやフルーツ、スイーツを食べても良いし、オーダーもできる。
ここぞとばかりにバーを利用していたのは私ぐらいで、他の乗客は就寝中。
ビジネスクラスに普段から乗る本物のエグゼグティブは、わざわざ利用しないのでしょうね。
またまた写真を撮りまくっていたら「君も写してあげる。中に入りなよ」と促されるままに…。
すっぴんを晒すのは抵抗ないのですが、気圧と疲れであまりにひどい顔だったので(笑)さすがに隠しました。
カウンターバー向かいにも、ご自由にお取り下さいのスペースがあり、酒のおつまみには事欠かなかった(最高やなぁ…)
留学生Kちゃんとは成田空港でお別れ。
偶然期間が重なった、彼女の留学と私の療養。
このタイミングでケガしたからこそ、出会えたご縁だ。
3週間の滞在では夜な夜な一緒に飲みに行って語り、帰国便も一緒に便乗させてもらい、Macや一眼レフカメラが入った激重なリュックを背負ってくれたり、沢山助けてもらった。
成田空港で、Kちゃんをお迎えに来ていたご両親とお会いし、マルタでお世話になった御礼を伝えられてよかった。
たくさんの偶然の出会いと、たくさんの助けと優しさに恵まれた旅でした。
おとなしく消極的に過ごすマルタでの滞在は初めてで、だからこそ見えてきたもの、敏感に心で感じたことがありました。
病院での出来事といい、療養生活といい、違った視点からマルタを見られて、あらたなマルタ体験ができ一段と知識も経験もアップ!
得たことを、これから行かれるみなさんにまた還元できればと思います。
以上、365日前の骨折日記をご覧いただきありがとうございました!
あ、そーいや肝心の結局病院代はいくらかかったの?滞在総額いくらかかったの?という点が抜けていたので、また病院情報まとめて書きますね〜!
保険入ってないとこんなにかかるん!?とビビりますよ。笑
みんな留学、旅行、必ず傷害保険は入っていこうね!!絶対マストだよ☆