2019年3月の『リセット女子旅マルタ』レポート3日目!
3日目は、宿泊したゴゾ島で地元の食・お酒・観光を大満喫しました〜
目次[3日目]アグリツーリズモでワインテイスティング〜チタデル散策
①早朝のファームハウス撮影&ケータリング朝食
時差の影響と、マルタの明るい太陽のせいで、毎度5時台には目が覚めるマルタ滞在。
昨日は夕方にファームハウスに到着し、暗くて建物の撮影があまりできなかったので、みなさんがまだ眠られている中、こそこそと音を立てずにファームハウス内を朝っぱらから撮影しました。
こんな広いプールがありますが、寒くて泳げませーん!
そもそもファームハウスってなんぞや?という方のためにご説明を。
*ファームハウスとは…
ファームハウス=農家のおうちを指します。
ゴゾ島では、その建物をゲストハウスやホテルとして宿泊施設に利用しています。
マルタ島ではあまり見かけません。
ですので、ゴゾ島ならではの宿泊&生活体験をしたい方に超おすすめです♪
*特徴は…
◆マルタストーンの石造りの建物。マルタ島にもマルタストーンで作られた住居はたくさん見受けられますが、ゴゾ島のファームハウスはだいたい2階建ての低階層が多い。(マルタの住居は3階建て以上が多い。「小さな島で土地が少ないから横ではなく上に広げるしかないからね」とよくマルタ人は言っている。)
◆キッチン&ダイニング付き、プール付きの施設も多い。中にはジャグジーやジムなども。
◆ヨーロッパからバカンスで数週間の長期滞在をする方がよく利用される。そのため夏時期は長期間予約で埋まっていることが多く、予約取りづらい!
私達が泊まったファームハウス Tan-Nannu(タン ナンヌ)はプールサイドにBBQスペースもあり、夏に泊まったらもっと楽しめるだろうな〜という設備満載でした。
広々システムキッチンに大型冷蔵庫、食器類も全てパーフェクトに揃っています。
レストランに行かずとも、まさに暮らすような滞在が楽しめるファームハウス。
暖炉もある、でも石造りだからほんま寒い…!
実はここのファームハウス滞在、ちょっとした事件がありまして…。
まぁマルタではよく起こることなので、私はあぁまたかとお馴染み。
各部屋にエアコンがあり、5名全員がエアコン使ってたらブレーカーが落ちること5回!爆
とりあえずの対策に、私の部屋のエアコン1台切ったら落ちなくなりました。
管理会社に電話して、翌朝修理のおじちゃんが来て早速直してくれたのでよかったですが…。
マルタでは電気、水道といったインフラが突然寸断されて使えなくなる事案が頻繁に起こります。
初めての方はびっくりされると思います。
何の問題も起こらず電気、水道、ガスが使える日本での日常がどんなに素晴らしいことで、当たり前ではない、ことと思って頂ければ。
日本はこうだから、ではなく色んなお国事情があるので、概念を変えて対応すれば、いちいち苛立って過ごすことはないですよ。
昨年の3月旅でも好評だったケータリングの朝食!
メニューは、フルーツ、パン、クロワッサン、ハム、チーズ、ヨーグルト、手作りジャム、手作りジュース、ミルク、珈琲。
高級食材や特別なものは特にないのですが、果物はフレッシュだしパンも美味しいし、朝から幸せな気分になれます。
個人的に、のんびりした旅が好きな方は、時間があるならばゴゾ島は日帰りではなく宿泊をオススメします!
理由は、
★マルタ島以上にゆったり静かで自然豊か。とにかく癒やされる
★何も無いという環境がとにかくいい。なかなか日本でできない経験。
ファームハウスは、最低2〜3泊以上からOKのところが多いです。
各WEBサイトに条件が記載されていますので、ご確認のうえぜひ宿泊を!
②Ta’Menaでワインテイスティング&工場見学
3日目のアクティビティ1つ目は、地元ゴゾ産ワイン・チーズなどの工場見学&ワインテイスティング!
場所は、先日Twitterで「ワインが日本への出荷が決定!」とご紹介したTa’Mena タ メーナです。
ゴゾ島Ta’Menaのワインが日本でも飲めるようになるよ〜!
工場見学では、
・トマトペースト
・ゴゾチーズ
・ワイン
を作る工程や工場を見ることができました。
ゴゾチーズを実際に作れるところを見られるのは貴重。
突然の客人にゴゾチーズを手作り中のおじちゃんは最初はびっくりしていました。
私達が手を振ると、笑顔で手を振り返してくれました。いい笑顔!
それにしてもでっかいゴゾチーズやなぁ!
ワインテイスティング&ゴゾ島の前菜ビュッフェも毎度好評で、お酒好きなみなさんはもちろん、お酒が飲めない方もゴゾ島の食材で作った前菜をお腹いっぱい食べられて大満足。
過去3回リセット旅をして、毎回1番人気だったワインは白ワインのJUEL。
しかし今回は初お目見えしたMarsamenaという赤ワインが大変好評でした!
白ワインの方が好きな私も、この赤ワインうまいっ!と思い、お買い上げしてしまいました。
ワイン通な方がお一人いらっしゃり、この美味しさでこの値段は日本では無理!せっかく来たから!と3本もお買い上げ。
最終日のパッキングで、ワインとお土産物でパンパンになったその方は、不用品を極限まで捨て、手荷物で預けられるものをスーツケースから出しバッグに入れ、何を置いてでもワインを持って帰る!と、重量オーバーもなんとかセーフで空港チェックを切り抜けました。
③マルタ土産にはちみつ、チーズ、ワイン!
ゴゾ島の特産物の1つ、はちみつ。
Ta’Menaのはちみつは、このムラがある見た目に手作り感が感じられます。
種類は花や植物の違いで色々あります。
・Sulla→ハニーサックル(たしかクローバーと説明された)
・Carob→キャロブ(食後酒にも使われる薬草のような植物)
・Eucalyptus→ユーカリ
・無印→複数の花混合
味見をさせてもらえて、私は1番気に入ったSullaを購入しました。
色が異なるように味はもちろん舌触りも全く違うので、同じはちみつとはいえ色々あって面白い。
写真は中サイズ。持ち帰りに便利なもっとコンパクトな小サイズ(€3前後)もあります。
おみやげといえば、オススメなのがはちみつリップ!
これはTa’Menaが作っているものではなく、実は色んなお店で売られています。
マルサシュロックの市場とか、スリーマのお土産屋さんとか、ゴゾ島の商店でも。
しかし、ここTa’Menaで売っているものが1番安く買える!1個€2!!(私調べ)。
ほかでは、€2.5〜€3で売られています。
できるだけお得にご購入頂きたいので、ご参加者さまにその旨お伝えするとみんな爆買い。
小さく何個買ってもかさばらないし、女子へのお土産にはピッタリです。
はちみつリップは、『新版まるごとマルタのガイドブック』に新コンテンツとして追加した「マルタなお土産」の一つとしてご紹介しています♪
前菜ビュッフェでも食べたトマトペーストもお土産に人気です。
ゴゾチーズが6個入り€4.50とこれまた安い!
真空パックにもなっているのも嬉しい。
サラミやソーセージ類は日本帰国時に検疫でひっかかるので、持って帰っちゃダメ、できるだけマルタ内で沢山食べて帰りましょう。
④ドライブ観光 Sanap Cliffs サナップ クリフス
この日のドライバーは、私の友人のジョン。
1日貸切タクシーで観光しました。
ジョンのタクシー手配はこちらへ。割引特典あります♪
リセット女子旅をすると、毎回ドライバーさんが「とっておきのナイスビューな場所を見せてあげる!」と張り切って、地元民しか知らない・行けない場所へ連れて行ってくれます。
まるでマルタ人って「僕らの島ってこんなに素敵なんだよ!ともっと知ってよ!」と言わんばかりに、めっちゃおすすめスポットを推してきます。
自分たちの国が大好きなんだなーてのが伝わってきます。
今回連れて行ってくれたのは、Sanap Cliffs サナップ クリフス。
ゴゾ島南西部にある崖っぷちです!
棚田のような田園風景が広がる景色を横目に、道をひたすら歩く…。
のどかな田園風景に心癒されます。本当に何もない。
見えてきたのは、だだっ広い地中海〜!と崖!
風が強くて、髪の毛がボーボーです。
春は、マルタ島もゴゾ島も黄色い花が沢山咲いて可愛らしい。
ご参加者さまも、ジョンと一緒に記念撮影。
海からの風がまだ冷たかったですが、日差しは強く、歩いているとちょっと上着脱ぎたくなるぐらいでした。
何も無い、手付かずな景色って心をシンプルにしてくれますね。
シンプルになりすぎたあまり、やたらテンション上がって↑大きな崖の下に入ってよくわからない写真を撮りました。笑
⑤昼&夜のチタデル観光、フィリグリー屋さん
次に観光したのは、ゴゾ島の中心地ヴィクトリアにあるチタデル。
昔はゴゾ島民の避難場所として作られた城塞都市です。
チタデルからの眺めは↑こんな感じで、ゴゾ島の平野と北部マルサルフォルンの海まで見えます。
東京でこんな景色、なかなか見られないよね〜。
たそがれてぼーっと眺めるのによい景色。
場所はこちら↓。
夕方のチタデル観光をした後、夜にももう一度訪れました。
何故かと言うと、昨年9月のリセット女子旅マルタで、夜のチタデル観光をしてめっちゃよかったから!
昼と夜、それぞれの良さがあります。
ゴゾ島を宿泊するなら、時間帯を変えての観光も楽しめるので、お時間に余裕がある方は日帰りではなくぜひ泊まりでゴゾ島へ!
チタデル内にあるフィリグリー(銀細工)を扱うアクセサリー屋さんCastle Jewelleryも訪問。
『新版まるごとマルタのガイドブック』に追加掲載したお店です!
職人さんが一つひとつ手作りした繊細なフィリグリーがたーーーくさん!
ガイドブック掲載の御礼に、とフィリグリーを購入されたご参加者さまへ特別に割引してくれました。ありがとうマリオ!
⑥Cafe Jubileeカフェジュビリーで休憩ごはん
昼と夜のチタデル観光の合間に、小腹が空いたのでCafe Jubilee カフェ ジュビリーへ。
こちらも『新版 まるごとマルタのガイドブック』で追加取材したお店です!
追加したお店は、もちろん今回も全て訪れて実際に食べてみて、どれも気に入った所ばかりを掲載しています。
中でもこのCafe Jubileeはよかったな〜。
昼、夜と1日で複数使いしてしまったほどです。
カジュアルなご飯を1人でもグループでも、気軽に頂くなら使い勝手◎。
とっても雰囲気良いし、店員さんもめちゃフレンドリー。
取材でお世話になったスタッフさんに、その時の御礼をして記念撮影。
彼はちょうど仕事終わりで「僕は仕事が終わったからこれから帰るよ、楽しんで!」とわざわざ声をかけに来てくれました。
しかもサービスで私達にパニーニを出してくれました。ありがとう!
↑は昨年12月の取材時。ガイドブックにも掲載した写真。
左は、夕飯食べるにはちょい早いけど、ちょっとご飯物食べたいなと思いオーダーしたトルテリーニwithクリームソース。
ご参加者さまがオーダーした、右のサーモンのジェノベーゼソースのパスタは、ビジュアルが衝撃でした。
サーモンのパスタと言うと、日本なら生の切り身のサーモンが数枚乗ってくるかな?という想像でしたが、グリルした半身のサーモンがドーン!
豪快なマルタっぽいなと、ご参加者様たちと爆笑しました。
⑦おまけ:深夜のクライアント訪問ファームハウス
1日観光を終え、滞在先のファームハウスへ戻り、みなさまが寝静まった頃に私はもうひと仕事。
みなさまをご案内した後は、私もフリータイム。
その時間を利用して、可能な限りガイドブック取材でお世話になったクライアントさん巡りをします。
ゴゾ島は、いつも訪れている(というより私が会いたい!)ファームハウスの400 year Old Farmhouse GOZOへ。
出迎えてくれたのは、宿で飼われている猫ぺぺ(右)とココ(左)。
↓ブログで特典付きでご紹介している宿です。
ガイドブックにも掲載している通り、こちらの宿は、今年2019年3月から場所がシャーラからサンローレンツに移転しています。
昨年12月の取材では、移転先サンローレンツの宿がまだ準備中で撮影が出来ず。
プール付きでもっと広くなったよ!と聞いていたのと、移転後初の訪問だったためとっても楽しみしていました!
移転の旨は、こちら↓の記事でもご紹介しています。
新しいファームハウスは、移転前と同じく、石造りの素朴な雰囲気に、元インテリアデザイナーのJayneが手がけるセンス良いコーディネート。
部屋数も増えて、前より予約しやすいですよ。
なんせAirbnbで人気の宿ですから!
特にハイシーズン夏時期の予約はお早めに!
昔は井戸も使われていたそうで、↑今は使えないけどそのまま残されているのも興味深い。
宿でJayneと話していると、安心してか疲れがどっと出てきて私はめっちゃお眠に。
「横になって休んでいきなよ、てゆうか泊まっていって朝に宿へ戻れば?」といつも言ってくれる。けど、そんなわけにはいかない。
少しだけ横になっていい〜?と甘えてソファでゴロンとしていると、さっきまで知らんふりしていたぺぺが膝に飛び乗ってきた。
猫って無関心を装っているようで、絡めるタイミングを見計らって甘えん坊さんだよね〜
人懐っこい可愛い猫ちゃんとも戯れることもできる、猫好きさんにはたまらない宿です♪
▼『リセット女子旅マルタ』19年3月レポート目次
1. 1-2日目:ブルーグロット、マルサシュロック、スリーシティーズ→ゴゾ島ファームハウス滞在
2. 3日目:アグリツーリズモでワインテイスティング〜チタデル散策←いまココ
3. 4日目:ラムラ湾&カリプソの洞窟、タピーヌ教会、第二のアズールウィンドウ〜在住者交流ディナー
4. 5日目:エアリアルヨガ、イムディーナ観光、マルタ料理レッスン&打ち上げディナー
5. 6-7日最終:ヴァレッタ観光〜帰国
>2018年『リセット女子旅マルタ』レポート 3月|8月|9月
▼2019年もマルタでリセット&チャージ! 一緒に旅しましょう♪
H.I.S.コラボツアー『リセット女子旅マルタ』2019夏
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▼夏のトークイベント!マルタ旅&留学の予習に♪
ベストシーズン『地中海の宝石』マルタの夏旅の楽しみ方
6/8(土)@旅と本と珈琲とOmotesando
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