■猫・猫・猫・鳥
近所のミニスーパーマーケットの帰り道。
この日は特に、猫によく遭遇した。
家の前にちょこんと座った子、居心地良い場所を探して移動する子。
ある家の玄関に、行儀よくお座りする子に続いて、もう一匹集合してきた。
後からきたほうが半開きになった扉から入るも、早く出なさいと追い立てられる。
何が起こるんだろう?と見ていたら、キャットフードを持ったおばあさんが玄関先出てきた。
餌をまくと、猫は待ってましたとばかりに勢いよく食べ始め、鳩も参戦。
「いつもこの子たちがやってくるから、こうして餌を上げている」というおばあさん。
特に可愛がるといった仕草はせず、餌をまいたらすぐ家の中に引っ込んでいった。
可愛がるためにしているのではなく、餌に困らずこの子達が生きていけるように、当然の行為として行っている。
おばあさんにとっては特別ではなく、日常なのだろう。
マルタでよく見かける日常だ。
■夕飯→飲み→デザートが定番コース
▼夜ごはん
ムール貝とパプリカとブロッコリーのオムレツ
豆の和え物
サラダ
マルタパン
この日の夕飯は18時で早めだった。
確かホストがフランス語を大学に習いに行っているため、早く夕飯を済ませたいと時間を合わせたのだと記憶。
60代になって習い始めるフランス語…!いつまでも探究心、好奇心を持って行動するのって素敵すぎる。
留学生Kちゃんと同じ便で帰国する日が迫っている。
一緒に過ごせる日がカウントダウンされてきたことで、Kちゃんと夕飯後に毎晩飲み歩き、デザートを食べるというルーティンも増えていった。(というよりほぼ毎日…)
またまたセントジュリアンにあるCrustへ。
前回はふたりとも同じ飲み物を頼み、テーブルにスパークリングワインが4つも並んだため「1 BUY 1 GET FREEならさ、お互い違うの頼んで2種類飲もうよ!」と頼んだのがコレ。
前回美味しかったストロベリースパークリングワインと、エスプレッソなんたらというコーヒーのカクテル。
コーヒー豆が3粒ほど浮かんだこのカクテルは、見た目お洒落で期待が上がったが、味はあまり頂けなかった。
私の中では、Crustはストロベリースパークリングワインが不動の一位。
前々日、ここからの帰りに「マックのポテトが食べたい!」と言うKちゃんと寄り道して食べたが、日本で食べるマックフライポテトと出来が違い不満足だった。
色がうす黄色で揚げ方が不十分、塩味も薄く納得いかなかったため、ここで食べなおそう!とフライドポテトも注文。
うん、これこそがフライドポテトだよ!というカリッとしたきつね色の揚げっぷり。塩だけでなくブラックペッパーもかかり、お酒によく合いました。
Crustで食事をしたことはまだないけれど、フードも期待できそうです。
夕飯ががっつりお肉やどっしり炭水化物でなくヘルシーだったからか、「デザートも入りそうじゃない!?」と、お互いにまだ入りそうな腹具合。
先日に引き続きフィーストの準備中の教会前を通り過ぎ、家はすぐそこという所まで来た時、クレープの良い香りが漂ってきて吸い寄せられてしまった。
Kちゃんは、チョコクレープにストロベリーアイス。私はwithホイップクリーム。
仮に腹10分目であっても、間もなく帰国となると、12分目ぐらいまでいいかー!またしばらくマルタで食べられないし!と自分を甘やかしてしまう。
ヘタすると、私の娘であってもおかしくない年齢のKちゃんと、夜な夜な酒を飲み甘いものを食べて連れ回し、食べれるなら行っちゃおうぜ!と言ってしまうなんてノー天気な大人なんだ。
そんな娘のようなKちゃんと、ぺろりとクレープを平らげて帰宅した。
帰国まであと3日。
▼Crust(カフェ、ビストロ、バー/セントジュリアン)
64, 65 Mensija St, San Ġiljan, マルタ
▼Zwiit(チュロス、クレープ、ワッフル/スリーマ)
270, Zwiit, Churros Home Tower Road Sliema, SLM 1600 マルタ